【新唐人2013年11月30日付ニュース】アメリカのバイデン副大統領が週明けに日本と中国、韓国を訪問します。中国が突然、設定した東シナ海の防空識別圏について、バイデン副大統領はその意図を直接、中国側にただすそうです。
バイデン副大統領は12月1日にアメリカを出発してから、日本、中国、韓国を訪問し、各国首脳と会談を行います。
アメリカ政府高官によると、バイデン副大統領は、防空識別圏の設定について、中国側にその意図をただすそうです。識別圏は中国の領空にとどまらないので、アメリカおよび周辺国は神経をとがらせています。
また、アメリカや日本、韓国はいずれも、飛行計画を中国側に提出しないと述べました。
米国務省 ジェン・サキ報道官
「中国の措置を一切支持しません」
日米はすでに、東シナ海での不測の事態を防ぐため、緊密に協力する点で合意しました。バイデン副大統領も、訪日の際、改めてその点を確認する予定です。
新アメリカ安全保障センター パトリック・クローニン
「副大統領は日米安保第5条を確認し、安倍首相の支持を表明するでしょう。日本にさらなる費用負担の他、積極的な役割も求めるはずです」
中国が突然、打ち出した防空識別圏に対し、周辺国はそろって反対の声を上げました。アメリカもこの機に、同盟国との協力関係を、一層強化すると表明しています。
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2013/11/29/atext1014084.html(中国語)
(翻訳/河合 ナレーター/佐藤 映像編集/工)